2026年度 生物的防除部会 第32回総会 開催
総会を下記の通り開催いたします.会員各位のご出席をお願いいたします.
日 時: 2026年6月23日(火)13:00-13:20
場 所: 東京農業大学世田谷キャンパス1号館2階221教室
議 題: 1号議案 2025年度 事業報告
2号議案 2025年度 会計収支報告および監査報告
3号議案 2026年度 事業計画
4号議案 幹事および役割分担
5号議案 2026年度 予算案
2026年度 第1回オンライン講演会のお知らせ
生物的防除部会 2026年度 第1回講演会を下記の通り開催いたします。
会員の皆様はじめ多くの方がご参加くださいますようお願い申し上げます
記
開催日時 : 2026年 6月23日(火曜日) 13時20分~16時30分
開催形式 : 会場および Zoomウェビナーによるハイブリッド形式
会 場 : 東京農業大学世田谷キャンパス 1号館2階 221教室
参 加 費 : 無 料 (懇親会に参加される方は、3,000円)
演題1 「アグロエコロジーについて」
東京農業大学
宮浦 理恵 氏
(13:20~14:20)
「講演要旨」
アグロエコロジー(agroecology)とは、農業を生態系の観点から再考し、生態学の原理を活用して持続可能なフードシステムを実現しようとする総合農学の分野である。ヨーロッパでは EU Green Deal や Farm to Fork 戦略の中で重要概念として導入され、科学・実践・社会運動を統合する枠組みとして急速に展開している。本講演では、多様な作付け体系、非作物植生の機能、農薬の削減に関する EU の研究動向を紹介するとともに、研究と現場、政策を繋ぐ挑戦的取組を概説する。さらに、モンスーンアジアにおける研究展開の可能性と方法論について議論したい。
<休 憩> (14:20~14:30)
演題2 「ブドウ根頭がんしゅ病の生物的防除法の開発」
農研機構 西日本農業研究センター
川口 章 氏
(14:30~15:30)
「講演要旨」
ブド ウ根頭がんし ゅ病は 、植物病原細菌 Allorhizobium( = Rhizobium,
Agrobacterium)vitis によって植物の根や茎などにがんしゅ(癌腫)と呼ばれるこぶを形成する土壌病害で、本病は樹の生育不良や枯死の原因となる。演者は非病原性 A. vitis の中に根頭がんしゅ病の発病を抑制する能力を持つ特定の菌株群を発見し、実用化に向けた基礎・応用研究を進め、本病の生物的防除法を開発した。本講演会では、本研究の基礎から実用化までの全体像を講演する。
演題3 「ケミカルシグナルを介した植物-植食者-天敵の相互作用」
~かじられた植物からのメッセージ
秋田県立大学
野下 浩二 氏
(15:30~16:30)
「講演要旨」
植物は昆虫や病原菌から身を守るために様々なケミカルを作り出す。植物を食べる昆虫(植食者)に対する植物の防御応答のひとつに、植食者の食害を引き金として生産・放出される揮発性物質(Hervibore-Incduced Plant Volatiles; HIPVs)が知られる。HIPVs は植食者に直接影響を与えるだけでなく、植食者の天敵が餌あるいは宿主となる植食者を探索するためのシグナルとしても機能する。本講演では、演者らの捕食性カメムシの研究など織り交ぜ、HIPVs を介した三者の関係について紹介する。
【懇親会】 17:00~
講演会終了後、演者の皆さんを囲んで懇親会を行います。
参加を希望される方は会場で講演会参加申込の際懇親会への参加有無をお知らせ下さい 。
(参加費 3,000円)


